証 券コード: 3 6 2 9
2012年 1
月 → 12
月
クロス・マ
ーケティン
グを
よく知って
いただくた
めの
株主通信。
10
th
代表取締役社長兼CEO
五十嵐 幹
2012年12月期の業績について
当期の外部環境を振り返りますと、政権交代に伴う経済 政策への期待感から12月には明るい兆しが見えてきましたが、 それまでの停滞感は大きく、期を通じて見ると総じて厳しい 状況となりました。
そのような環境下でも、当社の売上高は5,446百万円 (前年同期比23.1%増)、営業利益は555百万円(前年同期 比27.3%増)となり、ともに過去最高の業績を達成すること
ができました。2011年8月より事業を開始したITソリュー ション事業が通期で貢献したことに加えて、リサーチ事業も 堅調に成長いたしました。
ネットリサーチのニーズだけではなく、お客様のマーケ ティング課題をワンストップで解決できるパートナーとして、 サービスの拡充、人員・組織の強化に努めてきたことで、新規 顧客の開拓も既存顧客の深耕も順調に進捗いたしました。
9期連続の増収を続け、
売上高・営業利益ともに
過去最高を更新。
Top Interview
01
Cross Marketing
0 1,000 2,000 3,000 4,000 6,000
5,000
2003年の4月にクロス・マーケティングを創業してから、 もうすぐ10周年を迎えようとしています。設立時はわずか数名 だった当社の従業員も、東証マザーズへの上場を経ていまや 300名に迫るほどになりました。ネットリサーチから始まった 当社のビジネスも、お客様の課題に誠実に対応するという 信念のもと、マーケティングリサーチ全体へと拡大し、さらに ITソリューションを活用したプロモーションサービスなども 加え、総合マーケティング企業への一歩を踏みだしました。
トップラインである売上高を拡大していく戦略に変更は ありませんが、こと国内ネットリサーチ事業に限定してしまう と成長に限りがあるのも事実です。総合マーケティング企業 として今後も持続的な成長をするために、新規事業への 投資や、柔軟な組織体制の変更、またアジアを中心とした 海外市場への進出などスピード感を持って対応し、中期 目標である経常利益10億円を早期に実現したいと思います。
売 上 高
経 常 利 益
当 期 純 利 益
2010年
12月期 2011年12月期 2010年12月期 2011年12月期 2010年12月期 2011年12月期 221
330 313 408
544 581 個別
3,483
4,424
5,446
0 100 200 300 400 500 600
0 100 200 300 400
2012年 12月期
(単位:百万円) (単位:百万円) (単位:百万円)
当期は、株主のみなさまへの還元策として自社株買い を実施いたしました。また2013年2月には流動性を向上 させ、投資対象としての魅力をさらに高めるための株式 分割を実施させて頂きました。
今期末の配当については1株あたり6.5円とさせて頂いた ことで、今期の配当総額は1株あたり13円(前期比2.5円増、 配当性向12.6%)となりました。配当性向は前期の9.7%と
比較すると、2.9ポイント増加しており、中期目標である配当 性向20%へ着実に近づいております。
今後も成長のための投資と、株主のみなさまへの還元と のバランスを考えながら、持続的な成長と安定した配当を 両立すべく努力してまいりますので、引き続きご支援を賜り ますようお願い申し上げます。
連結 個別 連結 個別 連結
02
Cross Marketing
2012/01∼12
創業10周年を迎えて
株主のみなさまへの還元策について
2012年
Company History 2003-2007
2003
売上高
321
百万円
売上高
1,328
百万円
売上高
4
月
April
2004
2005
03
Cross Marketing
2012/01∼12
1
月
本社を東京都中央区銀座に移転
10
月
株 式 会 社アクシブドットコム(現: 株 式 会 社 V O YA G E G R O U P)と、 アンケートモニター募 集 に関して 業務提携
インターネットを用 い たリサ ーチ 事 業 を目 的として、東 京 都 渋 谷 区 に会社設立
October
January
9
月
リサーチプランニング&アナリシス グ ル ープ を 新 設し、リサ ー チャー を増員。
Cross Marketing
百万円
1,689
売上高
2,118
百万円
売上高
2,433
百万円
2006
2007
04
Cross Marketing
2012/01∼12
4
月
新卒1期生4名入社
5
月
アン ケ ートモ ニ タ ー の 管 理 強 化 のため、株式会社ECナビ(現:株式 会社VOYAGE GROUP)及びその 子 会 社 株 式 会 社リサ ー チ パ ネ ル と資本提携、業務提携
3
月
主 要 取 引 先 で ある 株 式 会 社 電 通 マーケティングインサイト(旧 電通 リサ ーチ)および 株 式 会 社 ビデオ リサーチと資本提携
May
March
April
3
月
簡 易 集 計アプリケーション 「R E A L C R O S S」提 供 開 始
2008
2009
2010
Company History 2008-2012
7
月
IT・通信分野において大 手顧客企 業を持つ株式 会社イーシーリサーチを 子会社化
July
7
月
株式会社スパイア、株式会社 ネットマイルと、大規模な調査 パネルの構築及び関連サー ビスの提供に関して業務提携
July
9
月
リサーチ事業のシステムイ ンフラ強化のため、北海道岩 見沢市にデータセンター開設
September
05
Cross Marketing
2012/01∼12
売上高
2,697
百万円
売上高
2,761
百万円
売上高
10
月
東京証券取引所マザーズ市場に上場
October
5
月
オフライン調査本格スタート(株式会社 リサーチアンドサーベイを子会社化)
May
2011
2012
1
月
January
5
月
初の海外拠点 と な る 、連 結 子会社 クロス・ マ ー ケティン グ・チャイナが 営業開始
May
8
月
株式会社インデックスよりモバイル 向けソリューション事業を譲受け、 連結子会社 株式会社クロス・コミュ ニケーションが営業開始
August
2
月
株式会社楽天リサーチとモニターデー タベースの共同開発に向けて業務提携 国内2拠点目となる西日本営業所開設
February
4
月
リサ ー チ 案 件 の 処 理 能 力 拡 大 の ため、八戸BPOセンター開設
April
06
Cross Marketing
2012/01∼12
百万円
3,483
売上高
4,424
百万円
IT×Marketing×Global
当社がこれまで領域としてきたマーケティングリサーチ はアンケートやインタビューによって、能動的にデータを 収集し、分析するものが中心でしたが、最近は、ITの進展 やスマートフォンの普及によって、これまで集めることの できなかった大量のデータを収集することができるよう になりました。
例えば 、ソーシャルメディア上 で の 発 言 は もちろん 、 コンビニでの購買履歴など、実生活での行動もデータと して蓄 積されるように なっており、さらにこれら膨 大 な データにマーケティング的な視点を加えることで、商品開発 や販促活動に活かしていく動きが始まっています。
当 社 は、2 0 1 1 年よりI Tソリューション事 業を開 始して おり、マーケティングリサーチ領域においても最新のITを 活用した、新たなマーケティングサービスの開発・提供を 進めてまいります。
また、中 国を代 表とするアジア各 国 は、豊 富 な 労 働 力 による生 産 拠 点として注目されてきました が、現 在で は 先進国を上回る成長を続ける一大消費市場となっています。 これにともない、日本企業の海外進出ニーズの増加に よって、アジア市 場 へ のリサ ーチ 需 要も徐々に 増 加して おり、当社としても2012年に上海に設立した子会社を足 掛かりに東アジアエリアへの展開を加速してまいります。
今 後 の 成 長 戦 略
07
Cross Marketing
2012/01∼12
従来の
データ活用
ソーシャル メディア
ライフログ
Web解析
ビッグ データ
マーケティングとITの融合による大きな変革と
新たなビジネス機会
上海拠点を足掛かりに東アジアへ事業を展開
リサーチデータ (定量・定性)
SNS
拡張するデータの
マーケティング活用
スマート
フォン ダウンロードコンテンツ
ショッピング
08
Cross Marketing
2012/01∼12
持株会社体制へ移行
当社は、2003年の創業から顧客視点で必要な機能の 取り込みやサービスの開発を行うことで、ネットリサーチ からマーケティングリサーチそしてマーケティング 領 域 へと事業領域を拡大させてまいりました。そして、これら の 取り組 み が 着 実 な 成 長 へ つ な がり、2 0 1 2 年 1 2月期で 創業以来9期連続の増収を達成することができました。 中 期 的 な 成 長 を 見 据 え、2 0 1 2 年 に は 中 国 ( 上 海 ) に 初の海外拠点を設立いたしましたが、これからの10年に 向 かって、引き続き持 続 的 な 成 長を達 成 するた め には、 現 在 主 力としているマーケティングリサーチを核としな がらも、事業領域の拡大、グローバル展開の推進を迅速
に行う必要があります。そこで当社では、新規事業の開発 に 加えて、M & A 等 を 利 用した 新 サ ー ビス の 取り込 み も 想定し、機動的かつ弾力的に事業を推進するために持株 会社体制への移行を決定しました。
実 際 の 移 行 は 2 0 1 3 年 6月3日を予 定しておりますが、 この持株会社化により、新規事業の開発、M&Aによる子 会 社 化 や 組 織 の 再 編 は 更 なるスピードアップ が 可 能と なります。「IT×Marketing×Global」をキーワードに、 お客様のあらゆるマーケティング課題を解決できる総合 マーケティング企業を目指し成長を続けてまいります。
現在のグループ体制
1st ステップ
(2013年6月3日予定)
クロス・コミュニケーション Cross MarketingChina Inc. クロスマーケティング
クロス・コミュニケーション Cross MarketingChina Inc. クロスマーケティング
クロス・マーケティング グループ
2nd ステップ
(予定)クロス・コミュニケーション Cross MarketingChina Inc. クロスマーケティング
クロス・マーケティング グループ
α
(単位:百万円)
POINT キャッシュ・フロー計算書について
【資産の部】流動資産 固定資産 有形固定資産 無形固定資産 投資その他の資産
資産合計 【負債の部】
流動負債 固定負債
負債合計 【純資産の部】
株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
その他の包括利益累計額 新株予約権 少数株主持分
純資産合計 負債純資産合計
(単位:百万円)
(単位:百万円)
増減額 当 期
2012年12月31日現在
前 期
2011年12月31日現在 増減額
当 期
2012年 1月 1日から 2012年12月31日まで
前 期
2011年 1月 1日から 2011年12月31日まで
売上高 売上原価 売上総利益
販売費及び一般管理費 営業利益
営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失
税金等調整前当期純利益 法人税等合計 少数株主損益調整前当期純利益 少数株主利益又は少数株主損失(△) 当期純利益
当 期
2012年 1月 1日から 2012年12月31日まで
前 期
2011年 1月 1日から 2011年12月31日まで
503 156 △206 455 862 296 △587 143 △148 404 207 743 △349 603 459 営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 現金及び現金同等物の期末残高
営業活動によるキャッシュ・フロー
増減額
税引前純利益の増加(50百万円)及び持分法による投資利益の減少(81百万円) 前事業年度の所得減により法人税等の支払額が減少(117百万円)
投資活動によるキャッシュ・フロー
運用債券の満期償還(300百万円)
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の取得(91百万円)、長期借入金の返済(79百万円)
POINT 損益計算書について
売上高
リサーチ事業において、新規開拓および既存深耕とも好調に推移。 ITソリューション事業も通年で寄与し、順調に推移。
前年同期比23.1%増となる過去最高の売上高を達成。
経常利益
前年に寄与した持分法投資利益の差異により(前期104百万円→今期22 百万円)前年同期比では6.7%増となるも、581百万円の経常利益を計上。
2,047 1,041 74 366 600 3,088 986 85 1,071 1,997 274 224 1,741 △243 1 − 19 2,017 3,088 1,638 1,193 51 464 678 2,831 849 157 1,005 1,808 271 221 1,469 △153 △0 1 16 1,826 2,831 410 △153 23 △98 △78 257 137 △71 66 188 3 3 272 △90 2 △1 3 192 257
09
Cross Marketing 2012/01∼12事 業 デ ータ
貸借対照表(要旨)
損益計算書(要旨)
キャッシュ・フロー計算書(要旨)
株式会社クロス・マーケティング Cross Marketing Inc.
〒104-0061
東京都中央区銀座8丁目15番2号 銀座COMビル6F
2003年4月1日 2億7,440万円 3629
(単体)210名、(連結)261名 03-3549-0328(IR窓口) 03-3549-0222(代表) 03-3549-0232
http://www.cross-m.co.jp/ リサーチ事業、ITソリューション事業
五十嵐 幹 人見 茂樹 御正 司 石黒 裕基 杉村 昌宏 澤田 静華 内田 輝紀 田原 泰明
株式会社クロス・コミュニケーション 酷络司网络信息科技(上海)有限公司 イーシーリサーチ株式会社
1,404,000 430,000 115,000 80,000 80,000 65,000 60,200 60,000 50,000 40,800
社 名
所 在 地
設 立
資 本 金
証 券 コ ー ド 従 業 員 数
T E L
F A X
U R L
事 業 内 容
代 表 取 締 役 社 長 取 締 役 副 社 長
取 締 役
取 締 役
取 締 役
監 査 役( 常 勤 ) 監 査 役( 非 常 勤 ) 監 査 役( 非 常 勤 )
持株数(株) 議決権比率(%) 五十嵐 幹
株式会社 VOYAGE GROUP 人見 茂樹
株式会社電通マーケティングインサイト 株式会社ビデオリサーチ
五十嵐 史子 山 晴生 中田 ちとせ 稲垣 幹彦 五十嵐 友子
発 行 可 能 株 式 総 数 発 行 済 株 式 総 数
株 主 数
株式会社リサーチパネル
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
株主名
個人・その他 68.89%
所有者別
所有株数別
※※ ※
※会社法第2条第16号に定める社外監査役です。
自己名義株式 9.60%
金融商品取引業者 1.53%
その他の法人 18.13%
外国法人等 0.16%
金融機関 1.69%
5∼9単元 1.1%
100∼499単元 5.9% 500∼999単元
12.2% 1,000∼4,999単元
31.4% 5,000単元以上
43.2% 5単元未満
1.4%
10∼49単元 4.1%
50∼99単元 0.7%
(注) 当社は自己株式314,676株を保有しておりますが、上記「大株主」から除いております。 (注) 議決権比率は、自己株式(314,676株)を控除して計算しております。
2012年12月31日現在
会社概要
役員
子会社
関連会社
株式の状況
大株主
株式分布状況(持株比率)
10,560,000株 3,276,900株 765名
10
Cross Marketing
2012/01∼12
会 社 概 要・株 式 の 状 況
当社のホームページでは、企業情報や財務情報 をはじめ様々な情報をご覧いただけます。最新 のニュースを随時更新し、当社の事業活動や動 向を紹介しておりますので、ぜひご覧ください。